モグラを退治!?
モグラが出ました!
庭にモグラが住み着きました!とにかく穴を掘る勢いが凄いのです!おかげで家の周囲を中心にいたるところに高さ10センチメートルほどの土の山ができました。これはおそらくモグラが呼吸をするためか地上の様子を確認するためか、はたまた掘った地中トンネル内で不要になった土を掻き出したためにできたものなのか、よくわかりません。わかりませんが私はつまづいて転びそうになってしまいました。
モグラは建物に害がある?
一説によれば、モグラが建物の下で穴を掘り続ければ、建物が傾く(?)こともあると言われているそうです。もしもそうであるとしたら恐ろしいことですよね。それならばいっそのこと退治しなければと思ったのですが・・・。
モグラは退治しちゃダメ!
それが、意外なことにモグラは鳥獣保護法の改正で保護動物になったようなのです。理由は日本のモグラの中には絶滅寸前のものがいるからのようです。したがって退治してしまうというわけにはいかないようですね。
モグラへの対処方法は?
ではどうしたら良いかですが、最良の方法は「追い払う」ということになるようです。もぐらは嗅覚と聴覚がとても鋭いようなのでその辺りを刺激して居心地を悪くして山の方へ帰っていただくというのが解決の方法になりそうです。
そこで私が採った対策は臭いと音でモグラを刺激する方法です。
1 音で刺激する
よくウエブサイト上で紹介されている「ペットボトル風車」を作って設置しました。効果は微妙ですが工作は楽しく、回っているところを見るのもわくわくしました。
この風車の作り方は簡単です。 また、作り方が多少違っても大丈夫ですし、工作の精度が低くてもかえって振動が大きくなって効果的だったりもするので、回りさえすればOKということで良いと思います。
ペットボトル風車の作り方
- 1~2リットルくらいのペットボトルを用意します。
- キャップと底の真ん中に針金ハンガーが通る位の穴を開けます。私は半田ごてで溶かして開けました。換気が必要でした。
(半田ごてがない場合は柄が溶けにくい材質のプラスドライバーの先端を熱して用いても同じ効果が出せると思います。) - ペットボトルの底の方を10センチメートルほどのところで輪切りにします。(カッターか糸鋸または半田ごてなどで切り込みを入れてからハサミで切ります。おケガに注意!)
- ペットボトルの胴体を羽になるように切ります。私はなるべく8枚羽以上になるように心掛けました。
- 羽に角度を付けます。45度位の角度にしました。ベストな羽の角度はペットボトルの形によってそれぞれ異なるかもしれません。
- 音をより強く出すために風車の中に軽く小さいものを入れます。(ビーズのようなものを入れる場合もあるようですが、あまり重いものを入れると回らなくなるようです。私は入れませんでした。)
- ペットボトルの底を逆向きにして羽のある部分と合体させます。
- 半田ごてで二つのパーツを穴を開けるように溶かして固定します。
- 針金ハンガーを切って一本の棒にします。ラジオペンチで先端の2センチメートルほどを丸く折り返しておきます。
- ドーナツ状の小さなパーツを風車の前後に通しながら針金を底側から差し入れていきます。(ドーナツ状のパーツは入れるとスムーズですが入れなくても大丈夫だと思います。)
- 針金をL字型に曲げます。
- 出来上がった風車を土に刺した筒状の棒に刺します。
- ミシン油またはCRCなどのスプレー式潤滑剤などを回転部分に付けます。グリスでも良いかもしれません。ただし、設置場所が屋外なので風雨にさらされますから、実際は付けても付けなくても同じかもしれませんが・・・。そこは気分です!
- ペットボトルをカッターや糸鋸、ハサミなどで切るときや半田ごてを使うときはあぶないのでケガやヤケドをしないよう、十分に注意をして作業しましょう!
- 炭酸のペットボトルを使いましたが非炭酸のペットボトルの方が加工もしやすいうえに弱い風でも回りやすいように思います。
- 台風の時には事前に風車を外しておく方が安全ですね。
2 臭いで刺激する
次に人間や動物、金属などの臭いを地中に伝えてモグラの警戒心に働きかけることにしました。まずは 人間の臭いの付いた金属の棒を地中に20センチメートルほどの深さまで何本か入れてみました。これはあまり効果がありませんでした。それより深く潜れば簡単に回避できるからのようです。
そこで今度は牛舎で牛の爪を切る仕事をしている友人のアドバイスにしたがってみることにしました。それは切った牛の爪をモグラの侵入を防ぎたい場所に直線状に撒くというものでした。私はモグラのトンネル経路上にも撒いてみました。これはとても効果がありました。
結 論
モグラ対策にはペットボトル風車と切った牛の爪がおすすめです!
今日のお話はここまで、ありがとうございます!